ここでは現在パーソナルトレーナーとしてジムで働いているAさんの体験例を紹介しています。
私がパーソナルトレーナーを目指した最初のキッカケはトレーニングが好きだったことです。前職は国家公務員だったのですが、いつも訓練で身体を鍛えていてこれが仕事になるならやってみたいと思ったのです。
最終的にパーソナルトレーナーという職を選んだのは、人の命に関わる仕事をしているうちに、広く人々の健康や生活の質の向上に携わりたいと思うようになったからで、思い切って転職を決意しました。
最初はネットでトレーナーへの転職情報を検索していたのですが、スクールのトレーナーさんとお話をしている時に、自分のトレーニングはできても、人の身体を変える技術は習得できないとわかり転職する前にスクールで学ぶことにしました。
学ぶ内容は知識量だけでも膨大で、正直なところ0からの勉強は本当に大変でしたが、今考えればそれが自信につながっていると思います。また身体をうまく動かすことができないクライアント様を想定した施術訓練は今の現場でも役立っています。
現在、私は全国で20店舗以上展開しているパーソナルトレーニングジムの店舗責任者をしていますが、スクールに通ったことで結果的に自分にあったジムを紹介していただけたのがよかったと思っています。
今の仕事は電話対応からトレーニング指導、食事指導、店舗点検まで様々あるのですが、店舗では聞けない悩みを、卒業生としてスクールに相談しに行けるのが大変助かっています。まずは店舗運営をしっかり行い、ゆくゆくはフランチャイズ店舗を独立開業することが夢です。
私の元同僚の中にもトレーニング好きでパーソナルトレーナーを目指している人が少なくありません。同じ動機で始めた私が言うのもなんですが、トレーニング好き=優秀なトレーナーになれるとは勘違いして欲しくないです。
これからパーソナルトレーナーを目指したいと考えている方は、自己トレーニングと人を指導して身体を変える技術は別物であるということをよく理解して、責任感をもって頑張って欲しいと思います。
Aさんは、パーソナルトレーナーについて単に身体を鍛える方をサポートするのではなく、人々の健康や生活の質向上といった点でも大切な仕事と考えています。
パーソナルトレーナーに求められる知識量は膨大です。単純にトレーニングを趣味にしているのであれば、知識の量もそこまで多く必要とはしないでしょう。しかし、パーソナルトレーナーは、正しい知識と理論で人に指導する必要があります。
誤った指導方法は、指導を受けている方に怪我を負わせるリスクもあります。
そこでAさんは、パーソナルトレーナーとして正しい知識と技術を学ぶため、転職前にパーソナルトレーナー養成スクールへ通いました。
現在はパーソナルトレーナージムで働いており、常に責任感を持って店舗運営を行っているようです。