ここでは主なパーソナルトレーナー向け資格の種類とそれぞれの特徴について解説しています。
パーソナルトレーナーとして働くために、必須の国家資格はあるのでしょうか?まずはパーソナルトレーナー向けの資格に関する基本を押さえておきましょう。
日本国内でパーソナルトレーナーとして働くために必須の国家資格はありません。つまり資格がなくても、日本国内でパーソナルトレーナーとして活動できます。
とはいえ民間の資格がいくつかあり、それらは必須ではありませんが、取得することでスキルアップや顧客に対するアピールに役立つでしょう。
代表的な民間資格として、パーソナルトレーナー三大資格とも呼ばれる「NESTA-PFT」「NSCA-CPT」「JATI-ATI」が挙げられます。
「NESTA-PFT」と「NSCA-CPT」はアメリカに本拠地のある組織による民間資格ですが、日本国内でも広く認知されている資格です。「JATI-ATI」は日本の組織によって管理されている有名な資格で、日本で活動するうえでの信用向上につながります。
資格名 | 認定団体 | 料金 | 取得方法 |
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NESTA-PFT | 全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会(NESTA) | 72,500円(税込、直接受験する場合) ※教材費、事前講習料、受験・資格登録手数料 |
PFTテキスト購入、CPR・AED技能取得、高卒以上、実務経験ありまたはNESTAの認定講座受講済み、高卒以上 |
NSCA-CPT | 全米エクササイズ&コンディショニング協会(NSCA) | 46,000円(税込、受験料) | NSCAジャパン入会、CPR・AED認定証コピー提出、高卒以上 |
JATI-ATI | 日本トレーニング指導者協会(JATI) | JATI入会:10,000円(税抜) 講習受講費:一般科目55,000 円(税込)、専門科目 60,500 円(税込) 受験料:32,400円(税込) |
JATI正会員、養成講習会受講、自己学習課題提出 |
JHCA-FC | 日本ホリスティックコンディショニング協会(JHCA) | 15,000円(税抜) ※合格後ライセンス登録料5,000円(税抜) | JHCA入会、JHCA講習会受講 |
JSPO-AT(旧JASA-AT) | 日本体育協会(JASA) | 専門科目67,000円(税別) 実技試験検定料 30,000円(税別) |
満20歳以上でスポーツトレーナーとして体育協会やスポーツ団体から推薦が必要、JASA養成講習会受講 |
引用元:NESTA公式HP(http://www.nesta-gfj.com/)
全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会(NESTA)が認可するパーソナルトレーナー向けの資格です。資格取得には身体に関する専門的知識や実践的技術の他に、ビジネス面から見たパーソナルトレーナーの役割や考え方なども習得することが必要です。
就業支援が充実していることやキャリアアップの道が豊富に用意されていることがNESTA-PFTの魅力。
NESTA-PFTは以下の条件を満たした場合のみ受験が可能です。受験資格の制限が多いように思えますが、ひとつひとつを見ていくとクリアするのは決して難しくない条件となっています。
ダイレクトコース | 72,500円 NESTAが試験用に開催するWEBやゼミでの講座を一切受けずに認定試験を受けるコース。 |
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ロングゼミコース | 168,500円 ほとんど経験がないトレーナーや基礎から学びたい方向けのコース。受講料・教材費・資格受験料・資格登録手数料などが含まれています。 |
ショートゼミコース | 120,500円 基礎知識はすでに理解している方向けのコース。 |
WEBコース | 107,500円 通信でNESTA-PFTに関する知識を学んでいくコース。 |
※価格はすべて税込です。
NESTA-PFTは受験料以外にもコースや事前講習の受講料がかかってしまうため、安いとは言えない料金設定となっています。しかし、その分サポートの手厚い内容となっている点が魅力。
パーソナルトレーナーの有名資格でありながらも、受験資格がそこまで厳しくありません。試験の内容自体もコースや事前講習でしっかりと学習していれば理解できる内容なので、誰でもチャレンジしやすい資格となっています。
パーソナルトレーナーの登竜門的な位置付けにある資格ですので、パーソナルトレーナーとして活動していくのであれば一度はチャレンジしてみることをおすすめします。
会場 | 東京・名古屋・大阪(WEBコースは会場なし) |
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試験頻度 | 月1 |
事前講習の有無 | 有 |
NESTA-PFTは4年に1度更新が必要な資格であり、資格更新にはNESTA認定の資格を取得する「スペシャリスト資格型」、1講座90分程度のセミナーを受講する「セミナー受講型」、NESTA発行の各種教材について学習する「通信教育型」のいずれかの方法で5単位を取得することで更新が可能となります。
更新料20,000円
引用元:NSCAジャパン公式HP(https://www.nsca-japan.or.jp/)
全米エクササイズ&コンディショニング協会(NSCA)が認可するパーソナルトレーナーの資格でフィットネス業界でよく知られています。幅広い層にトレーニング指導を行うため医学的、運動生理学的な知識やトレーニングの指導技術が求められます。
NSCA-CPTは以下の条件を満たした場合のみ受験が可能となっており、パーソナルトレーナーの資格のなかでも、かなり受験資格がやさしいことが特徴です。
受験料 | 46,000円 |
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NSCAジャパン会員年会費 | 学生:11,000円、正会員:13,200円、賛助会員:55,000円 |
※価格はすべて税込です。
NSCA-CPTはパーソナルトレーナーの資格のなかでも比較的安い料金で受験が可能な資格です。ただし、事前講習やコース受講がないため、独学で勉強を行う必要があります。
NSCA-CPTは自分の都合に合わせて試験会場や開催日時を選択することができるので、忙しい人でも受験しやすいです。ただし、事前講習はないので業界未経験者には難易度が高く感じるかもしれません。
会場 | WEBから確認し、自分で選択。試験日や試験会場は予約した日時の24時間前までであればWEBサイト上で何度でも変更手続き可能です。 |
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試験頻度 | 公式HPに記載なし |
事前講習の有無 | 無 |
NSCA-CPTは3年ごとに更新の必要があり、有効期限までに必要な単位を取得し更新手続きを行います。更新手続き自体はWebからでもできるため、手間が少ない点も魅力です。
公式HPに記載なし
引用元:JATI公式HP(https://jati.jp/)
日本トレーニング指導者協会(JATI)がトレーニング指導者であることを認定する資格です。ATIとはAccredited Training Instructorのことで基礎資格であることを意味し、この他に、ハイレベルな上位資格としてJATI-AATI、JATI-SATIがあります。
JATIの認定資格の中では、最も基礎的な資格です。取得には、養成講習を受け、課題を提出し、認定試験を受ける必要があります。
JATI-ATIは以下の条件を満たした場合のみ受験が可能となっています。年齢やパーソナルトレーナーとしての経験は問われないため、業界未経験者やパーソナルトレーナーとしての経験が浅い人でも挑戦できる資格です。
JATI会員年会費 | 10,000円 |
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養成講習会受講料 | 一般科目:50,000円、専門科目:55,000円 |
受験料 | 実技試験・筆記試験:30,000円、筆記試験のみ:10,000円、実技試験のみ:20,000円 |
※価格はすべて税抜です。
受験にかかる費用はトータルで見ても10万円程度。受験のしやすさや他のパーソナルトレーナー関連資格の受験費用相場を考えると、かなり手頃な価格設定であるといえます。
JATI-ATIは年1度1会場のみで開催している資格試験のため、会場から遠い場所に住んでいる方や1度の受験で合格できる自信のない方だと受けづらい試験です。しかし、養成講習会でしっかりと知識を身につけられること、受験資格がやさしい点では誰でも受けやすい試験であると言えます。
会場 | 東海大学 湘南キャンパス(2019年度の会場。年度によって異なる可能性もあり) |
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試験頻度 | 年1 |
事前講習の有無 | 有 ※保有資格によっては免除される可能性もあります。詳しくは公式HPでチェックしてみてください。 |
JATI-ATIの有効期限は5年間で、継続更新するためには5年のうちに15単位以上を取得する必要があります。更新手続きはWEBか郵送書類にて行うことが可能です。
更新料20,000円(税抜)
引用元:JHCA公式HP(https://www.j-holistic.org/)
日本ホリスティックコンディショニング協会(JHCA)が認定するフィジカルコンディショナーの資格です。資格取得のために受講する講習会ではストレッチ・トレーニング・バランスのテクニックを学び、専門的なコンディショニング方法を身につけます。
JHCA-FCは以下の条件を満たした場合のみ受験が可能となっています。年齢制限がないため、学生でも受験することが可能。基礎的な身体スキルが求められるため、ある程度実技経験を積んだ上で受験することをおすすめします。
受験料 | 16,000円 |
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ライセンス登録料 | 5,000円 |
※税不明
JHCA-FCは受験料・ライセンス登録料を合わせても2万円程度と、パーソナルトレーナーの資格のなかでは格安。費用的にも、学生やこれからパーソナルトレーナーを目指そうとしている人に負担が少なくなっています。
会場は少ないですが試験頻度は割合多いため、会場付近に住んでいる人であればかなり受けやすい資格です。事前講習もあることから、初めて資格試験を受験する人でもとっつきやすくなっています。
また、受験資格を得るために必要な項目が少なく、事前講習は月2回(5か月間)に分けて行うなど、受験準備も比較的楽に行えるでしょう。
会場 | 東京、大阪 |
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試験頻度 | 年4回(3月、6月、9月、12月) |
事前講習の有無 | 有 ※月2回(土日)×5回程度 |
公式HPに記載なし
公式HPに記載なし
日本体育協会(JSPO)公認のアスレティックトレーナーの民間資格です。この資格を取得してアスレティックトレーナーになると国際競技大会をはじめとして、国民体育大会や国内トップリーグで活躍するアスリートをサポートできます。
JSPO-ATはスキル面に関して具体的な条件が定められているのではなく、所定の団体から推薦状を得ていることを条件としています。そのため、単純にスキルが高いだけではなく団体とのつながりや信頼関係も求められ、受験するだけでもかなり難易度の高い資格であると言えます。
さらに、受験前には150時間の基礎カリキュラム(講習+自己学習)と600時間(講習190時間、自己学習410時間)の専門的カリキュラムの受講が必須となっています。
受講料 | 共通科目:20,000円、専門科目:67,000円 |
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リファレンスブック代 | 3,000円 |
実技試験検定料 | 30,000円 |
※価格はすべて税抜です。
数百時間にも及ぶカリキュラムを受けるJSPO-ATですが、内容に比べて価格自体はそこまで高くありません。深い知識やスキルを身につけられることを考えれば、スキルアップのための投資として安い金額であると言えるでしょう。
会場や試験頻度は一般的な資格試験と大差ありませんが、受験資格や試験内容の面で超難関の資格であるといえます。難関資格だからこそ、スキルアップやキャリアアップにはかなり有効な資格ですので、ある程度トレーナー経験を積んだら積極的にチャレンジすることをおすすめします。
会場 | 東京、大阪、名古屋、福岡 |
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試験頻度 | 各会場で年1回 |
事前講習の有無 | 必須カリキュラム以外は無 |
JSPO-ATの有効期限は4年間であり、更新するためには有効期限満了の6ヶ月前までに更新研修を受ける必要があります。
公式HPに記載なし
JSPO-AT(旧JASA-AT)の詳しい内容と
取得方法はこちら
手に職を付けたいのなら、プログラミングスクールに通い、エンジニアを目指しませんか?下記外部サイトでは、おすすめのオンラインで習えるプログラミングスクールを紹介しております。用途やシチュエーションに合わせてスクールを選べます。
パーソナルトレーナー向けの資格として5つ紹介しましたが、実はスポーツやトレーニングに関する資格は、他にも活かせる仕事が沢山あります。
そのうちメジャーなものの例として、「整体師」のお仕事を紹介します。
整体師がパーソナルトレーナーと共通するところは以外にも多くあります。
また、仕事としてのスタンスも似ているものがあるので、興味のある方は、下記の整体師を目指す方におすすめの外部サイトも参考にしてみてください。
もちろん、パーソナルトレーナーと整体師を兼業することも可能です。
パーソナルトレーナーは利用者の個人予約が主な勤務時間になるので、安定的に稼げるとは限りません。
副業として整体師のお仕事にチャレンジしてみるというのもアリかもしれませんね。
副業として整体師をすることについても、下記の外部サイトに詳しく記載がありますので、参考にしてください。
同サイトでは、「整体師になるには?」についての情報を包括的に網羅しているほか、スクールに通って整体師を目指す方のためのおすすめのスクール情報も掲載しています。
パーソナルトレーナーと整体師、どちらも似た職業として活躍できる可能性が高いので、目指してみる価値はありそうです。
2ndPASSの指導は解剖学や生理学といった体の仕組みから始まり、未経験から始めても技術を学べるようなサポート体制です。一つひとつのトレーニング種目についても、実践を交えながら現場で使える技術を教えてもらえます。座学と技術に分かれていて、苦手分野や初めての内容を集中的に復習できるのも特徴。無理なく学べるオンライン学習もあるため、社会人の方も通いやすい体制です。本場アメリカの資格取得サポート体制も整備しています。
多くの提携企業を持つ2ndPASSでは、在学中にインターン制度を活用して実務経験を積むことができます。実際の店舗で働きながら現場の技術を学べるため、卒業後にスムーズに働くことができそうです。
専属のキャリアカウンセラーや就職エージェントが、卒業後の進路もしっかりサポートしてくれる体制です。履歴書の書き方から面接の練習など、基礎的なことも指導してもらえるため初めての就職も安心です。独立に向けたキャリアアドバイスも充実しているため、さまざまな卒業後の進路を検討できます。
自分の体力が落ちてきたことを感じてさまざまなパーソナルジムに通い始めたのですが、指導内容がバラバラだったり費用が高かったりと不満がありました。いっそ自分で学んでしまおうと思ったのが2ndPASSに通うきっかけです。
授業についていくのは大変でしたが、周囲に女子も多く環境は良かったと思います。知識や技術だけでなく、勇気の出し方を学べたことで新しいことにチャレンジできるようになりました。
参照元URL:2ndpass公式HP(https://2ndpass.jp/voice/%e3%80%90%e5%8d%92%e6%a5%ad%e7%94%9f%e3%81%ae%e5%a3%b0%e3%80%91s-m%e3%81%95%e3%82%93-%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e6%a0%a16%e6%9c%9f%e7%94%9f/)
もともと体を動かすことと人と話すことが好きだったため、建築関係の仕事を辞めてパーソナルトレーナーを目指すことにしました。いろいろなスクールを比較して、問い合わせから入会まで案内してくれた方の対応の良さが決め手になりました。
半年間かけて体の仕組みから学ぶため、創造していたよりずっと良い環境で勉強できたと思います。一緒に学ぶ仲間もいて、就職したあともつながれたことも自分の宝物になっています。
参照元URL:2ndpass公式HP(https://2ndpass.jp/voice/%e3%80%90%e5%8d%92%e6%a5%ad%e7%94%9f%e3%81%ae%e5%a3%b0%e3%80%91%e9%98%bf%e4%b9%85%e6%b4%a5-%e5%95%93%e3%81%95%e3%82%93-%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e6%a0%a16%e6%9c%9f%e7%94%9f/)
授業内容を見学してとても良い印象だったのがきっかけで2ndPASSに入りました。授業は難しかったですが、毎回楽しみでした。子育てと家事をこなしながらでも学ぶことができて、いまは就職して学びながら働いています。
参照元URL:2ndpass公式HP(https://2ndpass.jp/voice/%e3%80%90%e5%8d%92%e6%a5%ad%e7%94%9f%e3%81%ae%e5%a3%b0%e3%80%91%e8%a5%bf%e5%b7%9d%e5%ae%8f%e7%be%8e%e3%81%95%e3%82%93-%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e6%a0%a17%e6%9c%9f%e7%94%9f/)
2ndPASSでパーソナルトレーニングに関する知識や技術を身に付けた方は、NESTA-PFT、NSCA-CPTの資格取得につながった点も評価しています。
他には、これまで独学でトレーニング理論を学んでいた方も、自身の誤った知識や考え方を見直すきっかけとなったようです。また、未経験者も正しい人体の構造やトレーニング方法、パーソナルトレーナーに必要な知識を身に付けることができます。
基本的な座学にくわえて、現場で即戦力として活躍するための実践的な技術の習得にも力を入れているエクスリムアカデミー。校長が担当している実際のお客さんのトレーニング現場で、本物の技術を学べるのが特徴です。その場でお客さんと校長から良かった点や改善点を指摘してもらえるため、現場で役立つ技術を身につけやすいでしょう。
エクスリムアカデミーに通って卒業試験に合格した人は、全国に展開する直営店舗にそのまま就職することができます。合格者には100%内定保証をしているのは心強いポイントです。半年間の受講期間中は就職サポートもあり、まったく別のジムに就職したり独立を検討したりすることも可能。複数の進路を検討しながら、自分にあった道を選ぶことができるでしょう。
即戦力トレーナーの育成を掲げ、少人数制の授業を行っています。わからない部分を質問しやすいため、未経験の方も効率良く学ぶことができるでしょう。毎月1回の振替授業に対応しているのも、他業種からの転職を考えている方が働きながら通いやすい体制です。
スポーツ系の学校出身ではなく未経験で不安はありましたが、パーソナルトレーナーとしての基本が分かりやすく自信を持てました。授業で学んだことを本物のお客様で実践する機会もあり、机上の空論にならず知識を増やすことができますね。スタジオのトレーナーさんもみなさん優しく、緊張せず通いやすかったです。パーソナルトレーナーとしての知識・技術の習得はもちろん、いろいろな人と関わって前向きになれました。
参照元URL:エクスリムアカデミー公式HP(https://www.trainer.agency/lp/xslim/)
異業種からパーソナルトレーナーになるため、即現場で活かせる技術を学びたいと考えてエクスリムアカデミーを選びました。少人数の授業で質問しやすく、実技も教科書的な内容ではなく柔軟な対応でわかりやすかったです。座学で基本を学んだあと実践に移行するため、知識をしっかり身につけることができました。
参照元URL:エクスリムアカデミー公式HP(https://www.trainer.agency/lp/xslim/)
座学や実践的な技術の授業は毎回新鮮でした。さらにパーソナルトレーナー業界で食べていくための方法など、業界のリアルな仕組みなども学べたのが良かったですね。コミュニケーション能力やホスピタリティなど必要なことも教えてもらえたので、いまも楽しく働けています。
参照元URL:エクスリムアカデミー公式HP(https://www.trainer.agency/lp/xslim/)
エクスリムアカデミーは、パーソナルトレーナーに必要な基礎分野をはじめ、仕事を続けていくために必要な業界の仕組み、リアルな現場の話も知ることができるのも大きな特徴です。また、教科書に沿ったマニュアル的な解説ではなく、現場経験に基づく実践的な授業を受けることができるのも評価されています。
さらに実際のお客様へ指導を行う実習もあり、実践的な技術や指導方法を軸にしていることが分かります。未経験者の方も受講しているので、現場に役立つ知識や技術などを早く吸収したい方は検討してみてはいかがでしょうか。
技術や身体の仕組みといった基本的な学習にくわえて、お客さんの目的や要望を聞き出すためのカウンセリング指導があります。「なぜトレーニングをするのか」を把握して、お客さんが納得するトレーニングを提案するのに役立ちます。現場で役立つ技術を学べるため、即戦力として活躍しやすいのはうれしいポイントです。
パーソナルトレーナーに必要な分野の特別講師を招き、セミナーを開催しているのもREFORTの特徴。管理栄養士・ダイエット心理士といった専門家から直接学べるため、基本的な技術に加えてスキルアップを目指すことができます。
通学での授業のほか、遠方の方や社会人の方のためにオンライン授業を実施しているのも特徴のひとつです。本校のカリキュラムをまとめた動画をいつでも見ることができるため、場所を問わず学習・復習が可能。資格を持った公認トレーナーが要点をまとめて説明してくれるため、効率的に知識と技術を身に付けることができます。
週一回の授業なので、生活サイクルに合わせて無理なく通えました。ポイントをまとめたプリントをもとに授業が進むため、教科書学習以上の効率で理解できている実感があります。教科書に載っていない知識も教えてもらえるのはありがたかったです。実技は何度でも実践できるうえ、お客さん側の体験もできてパーソナルトレーナーの仕事をイメージしやすかったです。
参照元URL:REFORT公式サイト(https://www.trainer.agency/lp/refort/)
趣味で始めたトレーニングでしたが、自分のレベルアップと将来教えられるようになることを目指して受講しました。授業内容は単なるトレーニング指導だけでなく、生理学・栄養学をはじめ骨格や姿勢もあり、充実した内容だと感じました。講師のみなさんも専門知識があり親しみやすいため、年齢や性別関係なく通いやすいと思います。
参照元URL:REFORT公式サイト(https://www.trainer.agency/lp/refort/)
資格取得のための要点をまとめたプリントがあり、自分で1から勉強するより効率良く学ぶことができます。あまりの見込みが早いタイプではないのですが、後から見直しがきくプリントにとても助けられました。
参照元URL:REFORT公式サイト(https://www.trainer.agency/lp/refort/)
パーソナルトレーナー養成スクールのREFORTは、NSCAの資格取得のサポートを行ってくれるだけでなく、整体に関する知識や技術、パーソナルトレーナーに重要な知識も身に付けられるようです。
他には、一般的なパーソナルトレーナー養成スクールにはない、骨盤矯正カリキュラムがあります。そのため、骨盤に関する専門的な知識を身に付けたい方にも、良い評価を得ているのが特徴です。
受講者の中には、パーソナルトレーナーを目指す方に加えて、痛めた体をどう改善していけば良いのか把握したい方も含まれています。つまり、パーソナルトレーナーとして仕事をしたい方はもちろん、骨格や筋肉の構造を知り、適切なトレーニング法を身に付けたい方にもおすすめのスクールといえるでしょう。
ベルトを使ったBFRトレーニングに関する資格で、受験ではなく講座を受講することで取得できます。講座は1日で終了するスケジュールで、座学と実技の2つを実施。資格はレベルごとに分けられており、水中で行うトレーニング用の資格もあるのが特徴です。
指定の資格取得講座を受講することによって取得可能であるBFRには、「BASIC」「ADVAVCE」「MASTER」とレベルの異なる3種類と、オプション資格である「AQUA」が存在します。
各BFRの資格取得講座は、以下の条件を満たした場合のみ受験が可能となっていますが、「MASTER」以外のレベルであれば条件がやさしいこともBFRの特徴です。
【BASIC】
受講に関して制限が設けられていません。年齢や経歴、スキルを問わず取得可能な資格となっています。
【ADVAVCE】
【MASTER】
【AQUA】
BASIC | 入会金:30,000円、年会費:70,000円、BFRトレーニングベルト:64,130円 |
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ADVAVCE | 受講料:200,000円、年会費:70,000円 |
MASTAR | 公式HPに記載なし |
AQUA | 受講料:50,000円、BFR AQUAスターターキット:料金は要問合せ |
※価格はすべて税抜です。
BFRの受験料はいずれも他のパーソナルトレーナー関連資格と比較しても「安い」とは言い難い料金設定。しかし、パーソナルトレーナーとしてのスキルアップを図れる資格ですので、すでにパーソナルトレーナーとして活動している人であれば自己投資の一環と考えて受験してみてくださいね。
BFRの資格取得講座は月に4回開催されているため、自分のタイミングで受講しやすいです。また、資格取得講座の受講により資格取得が可能、受講資格が少ないことからどんな人でもチャレンジしやすい資格となっています。
会場 | 東京、大阪、沖縄など ※各講座によって異なるため、申し込み時に確認。 |
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試験頻度 | 月4回程度 |
事前講習の有無 | 有 |
公式HPに記載なし
年会費70,000円(税抜)
アスリートや高齢者をサポートする知識や技術を身に着けていると証明できる資格です。取得するには4年制の大学か、国内の医療系専門・スポーツトレーナー系学校を卒業するという条件をクリアする必要があります。
NASM-PESは以下の条件を満たした場合のみ受験が可能となっています。所定の資格を有していることが条件にあげられているため、ある程度パーソナルトレーナーとしての知識やスキルを身に付けていることが求められます。
受講料 | 132,000円(学生・R-Conditioning Coach認定者は特別割引があり92,400円で受講できます。) |
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※価格はすべて税込です。
学生・R-Conditioning Coach認定者であれば、かなりリーズナブルな金額で受験できることがNASM-PESの特徴。
スキルアップ向けの資格ではありますが、他と比べてかなり金銭的負担の少ない資格であるため、在学中にパーソナルトレーナー関連の資格をいくつか取得しておきたいと考えている学生にも非常におすすめです。
NASM-PESは事前講習があること、オンラインから受験が可能であることから、受験資格に当てはまっていればかなり受験しやすい資格だと言えます。ただし、NSCAやNESTAといったパーソナルトレーナー関連の資格を持っていることが受験資格に含まれているため、パーソナルトレーナーとしての知識やスキルが浅い場合には他の資格からチャレンジしていくことになります。
会場 | オンライン受験のためインターネット上で受験 |
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試験頻度 | オンライン受験のためいつでも受験可能 |
事前講習の有無 | 有 |
更新の必要はなし
更新の必要がないため、維持費も特になし
NSCAが発行している資格で、トレーニングの指導以外に施設の管理や運用能力についても問われます。同じくNSCAが発行しているNSCA-CPTと比べて難易度は高いですが、合格すればトレーナーとしての技術力と知識を証明できるのがメリットです。
CSCSは以下の条件を満たした場合のみ受験が可能となっています。スキル面での条件がないため、比較的条件がやさしい資格であるといえます。
受験資格は上記のみですが、CSCSの資格認定を受けるには「講習会の内容に実技評価が含まれており、病者の対象が成人であるCPR/AEDの認定者であること」も条件に含まれます。
※今後、受験資格の学位条件が変わる可能性があります(2030年予定)。2029年までに現在の要領でCSCSの資格を得た方には、この学位条件の変更は一切影響ありません。
CSCS認定試験受験料 | 50,200円 |
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1セクションのみの受験料 | 34,000円 |
NSCAジャパン会員年会費 | 学生:11,000円、正会員:13,200円、賛助会員:55,000円 |
※価格はすべて税込です。
CSCSは「基礎学科セクション」「実技・応用セクション」の2セクションを合格して資格認定となります。そのため、受験時に1セクションのみ合格した場合、再受験時には残り1セクションを受験する形となり、料金も若干割引されます。
CSCSはスキルアップ向けの資格ではありますが、受験資格に知識やスキル面に関する項目が設けられておらず、NSCAジャパン主催の講座やセミナーもあることから、これからパーソナルトレーナーとして活躍していきたいと考えている人でもチャレンジしやすい資格です。
会場 | 所定のテストセンター(詳細は要問合せ) |
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試験頻度 | 公式HPに記載なし |
事前講習の有無 | NSCAジャパン主催の受験対策講座が有 |
CSCSは3年ごとに更新が必要な資格です。資格の有効期限までに所定の継続更新単位を取得し、WEBから更新手続きを行います。
更新料金:3,000円(税抜)〜
FMSとは、アメリカの理学療法士が開発した身体能力の評価基準のこと。お客さんが7種類のテストで得た評価得点をもとに、パーソナルトレーナーは、最適なトレーニングメニューの考案に役立てます。資格の難易度は低めですが、パーソナルトレーナーを目指す方は、ぜひ身に付けておきたい理論です。
アメリカやヨーロッパをはじめ、アジアでも幅広く利用されている資格で、多くの研究論文に取り上げられています。高齢者へのトレーニング指導にも有効で、資格取得後はより広い年齢層へのアプローチが可能になるでしょう。世界的に認知度の高い資格ですので、仕事の幅が広がるはずです。
FMSは内容の難易度が異なる「レベル1」と「レベル2」が存在します。どちらも認定試験を受けるにはセミナーの受講が必須となりますが、それ以外の受験資格は設けられていません。
セミナー受講料 | 132,000円(再受講は無料) |
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※価格はすべて税込です。
FMSの料金は受験料として捉えると高額に感じますが、3日間のセミナーを受けられると考えると良心的な料金設定であると言えます。再受講は無料であることから、じっくりと知識を深めていきたい人や、継続的に復習を行いたいと考えている人にもぴったり。
全国各地で開催されているFMS講習会は地方在住の方でも受験しやすい資格です。3日間(1回8時間程度)のセミナー参加が必須であることから、ある程度スケジュール調整が可能なタイミングで受験することをおすすめします。試験自体はオンライン上で行うため、いつでもどこからでも受けられます。オンライン試験は3回まで受験できるため、パーソナルトレーナーの資格のなかでは比較的取りやすいものだと言えます。
会場 | 全国 |
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試験頻度 | 開催地域によって異なるため要問合せ |
事前講習の有無 | 受講必須セミナー以外の事前講習は無 |
公式HPに記載なし
公式HPに記載なし
NATA-ATCは全米アスレティックトレーナーズ協会(NATA)が認定する専門資格であり、取得者は理学療法士や看護師といった準医療従事者と同等に扱われます。資格取得にはアメリカへの留学や高度な英語力などが必要で、取得難易度の高い資格といえます。
NATA-ATCは認定校への入学と、そこで知識やスキルを身に付けることが受験資格に設定されています。学校自体の入学条件を満たす必要があるほか、英語スキルなども求められるため注意が必要です。
NATA-ATC自体の受験料については公式HPに記載がありませんでした。また、NATA-ATCの受験資格を満たすためにかかる入学金・授業料などについては、認定校によって差があります。
他のパーソナルトレーナー関連資格とは異なり、受験前に認定校への入学が義務付けられているNATA-ATC。海外の学校に通うこと、英語の試験をクリアすること、認定校の入学や通学に資金がかかることを考えると、決して受験しやすい資格とは言えません。
しかし、海外でも通用する資格であることから、活動の幅を海外にも広げたいと考えている方は積極的に受験すべき資格であると言えます。
公式HPに記載なし
公式HPに記載なし
アメリカNSPAが認定するNSPA-CPTは、日本でスロートレーニングとして知られる「ハイインテンシティ・ストレングストレーニング(HIT)」に関して、実践的な指導者である証であり、世界的にも人気の資格です。
実践的な内容で、学び始めてすぐに現場で使えること、場所を選ばずトレーニングに適用できるのが魅力です。
NSPA-CPTは2日間の資格取得コース受講後、認定試験に合格することで取得できる資格です。そのため、NSPA-CPTの受験には資格取得コースの受講が必須となりますが、コース受講資格は特に設定されていません。
受講&受験料 | プレ基礎講習会から参加の場合:税込106,700円、基礎講習会から参加の場合:税込85,800円(学生割引料金有) |
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認定登録料 | 12,000円(税抜) |
パーソナルトレーナーとしての知識やスキルが浅い人はプレ基礎講習会有、パーソナルトレーナーとしてある程度の経験値を持っている人はプレ基礎講習会なしとそれぞれのレベルに合わせてコースを選択できます。
学生割引も存在することから、なるべく金銭的負担の少ない資格を受験したいと考えている学生の方にもおすすめの資格です。
NSPA-CPTは海外でも通用する資格であるため、活動の幅を海外に広げたいと考えている人に特におすすめの資格です。実技試験と筆記試験があり、どちらも合格基準点を超えると、資格認定となります。どちらかが合格基準に満たなかった場合は、定められた期限内であればその科目だけ再受験可能。それぞれ再受験料5000円となります。試験内容は違えど、同じように海外で活躍したい人向けの資格である「NATA-ATC」と比べると受験難度はかなり低めとなっています。
会場 | 東京、大阪 |
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試験頻度 | 年4回 |
事前講習の有無 | 資格取得コース以外の事前講習は無 |
資格保有期間中に指定セミナーなどの出席で継続学習単位を10単位取得することで更新可能。資格の有効期限1カ月前から手続きを受け付けています。
更新料:12,000円(税抜)
トレーニング指導士とは、「公益財団法人 日本体育施設協会」が主催する体育指導専門の資格。ウェイトトレーニングやサーキットトレーニングなど、主に筋力トレーニングの専門知識・技術を問う資格です。パーソナルトレーナーとして就職した後には、ぜひ取得を目指したい資格と言えるでしょう。
トレーニングの理論に加え、トレーニングによるけがの予防や、何かあった際の手当てなどを学べます。
トレーニング指導士は以下の条件を満たした場合のみ受験が可能となっています。厳しい条件ではありませんが、実務・指導経験が求められるため、未経験からのチャレンジはしづらい資格となっています。トレーニング指導士はスキルアップ向けの資格であると覚えておいてくださいね。
講習会受講料 | 20,000円 |
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受験料 | 15,000円 |
登録料 | 20,000円 |
※価格はすべて税込です。
受験にかかる費用は合算しても10万以下と、比較的手頃な金額であるトレーニング指導士は、価格的にも、これからパーソナルトレーナーとして活動していきたいと考えている人でもチャレンジしやすい資格です。
トレーニング指導士は試験頻度、会場が限られた資格ではありますが、受験資格が厳しくないこと、講習では基礎から知識を深められることから、パーソナルトレーナー関連の資格のなかでは、内容的の難易度的が低く受験しやすい資格であるといえます。
会場 | 東京 |
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試験頻度 | 年1 |
事前講習の有無 | 有 |
トレーニング指導士の資格有効期限は4年間であり、有効期限内に義務研修を1度受講することによって更新資格を得られます。更新を行えずに資格失効となってしまった場合でも、失効期間が長期であったり執行理由が不正当であったりしない限りは協会に連絡して義務講習を受講することによって更新手続きが行えます。
資格更新登録料:20,000円(税込)
4年に1回上記の費用がかかります。更新できずに失効してしまった場合は、資格失効の理由や失効期間によっては再登録できないこともあるため注意が必要です。
養成学校の卒業のみで免許を与えられる「栄養士」と、卒業に加えて国家試験に合格して免許を与えられる「管理栄養士」の2種類があります。パーソナルトレーナーには栄養学の知識も必要とされるため、栄養士や管理栄養士の有資格者は入社に有利になることでしょう。
栄養士は主に健康な方に向けた栄養指導ができ、国家資格である管理栄養士の資格を得ると、健康な方に加えて病気の方や高齢者への栄養指導ができるようになります。どちらの資格も幅広い分野で重宝される資格でパーソナルトレーナー以外の職種でも広く活用できます。
栄養士・管理栄養士は栄養士養成施設で学び卒業することが必須条件となっています。
栄養士は4年制大学・短期大学・専門学校を卒業すれば認定を受けられますが、管理栄養士は4年制大学卒業後に管理栄養士国家試験に合格することか、短期大学・専門学校を卒業後に3年間の実務経験を経た上で管理栄養士国家試験に合格することで認定を受ける形です。
受験資格が厳しくはありますが、栄養士・栄養管理士の資格は他のパーソナルトレーナー関連資格とは違う方向性からパーソナルトレーナーとしてのスキルをアップできる資格であることが魅力です。
また、パーソナルトレーナー以外の仕事でも幅広く活かせるため、取っておいて損はない資格だと言えます。
栄養士・管理栄養士になるためには栄養士養成施設の卒業が必須となっているため、栄養士養成施設の入学費や授業料がかかります。学生の間収入を得ることが難しくなるケースもあるため、資格取得にかかる費用以上の経済的負担がかかると考えておいた方が良いでしょう。
管理栄養士は受験資格が厳しい上に国家資格となっているため、思い立ってすぐに取得できる資格ではありません。栄養士になる場合であれば試験はありませんが、管理栄養士と同様に栄養士養成施設の卒業が必要。そのため、栄養士も管理栄養士も、決して取りやすい資格であるとは言えません。
しかし、だからこそパーソナルトレーナーとして重宝される資格でもありますので、パーソナルトレーナーとしてのスキルアップやキャリアアップを目指していくのであれば、積極的にチャレンジしたい資格であると言えます。一度取ってしまえば更新は必要なく、パーソナルトレーナーとして他のトレーナーとの差別化が図れます。
なし
なし
健康運動指導士は、元々は厚生大臣の認定事業として創設され、現在は公益財団法人健康・体力づくり事業財団が認定する専門資格です。資格取得者は高齢者やハイリスク者も指導できるため、幅広い場所で活躍しています。
健康運動指導士の資格を得ることで、医療や保健関係者と連携したトレーニング計画を組むことができ、トレーニーの身体の状態に合わせたトレーニングを行うことができます。フィットネスクラブで契約する際に必須条件となっているケースもあり、フリーでパーソナルトレーナーとして活動する際の助けとなってくれる資格です。
健康運動指導士の資格試験を受験するには、所定の健康運動指導士養成講習会の受講か財団認定の健康運動指導士養成校の養成講座を修了することが条件となっています。
受験料:12,381円(税抜)
健康運動指導士の養成講習会の受講費用は、所有している資格によって費用が異なります。そのため、受験の際には公式に配布されている受験要項を確認し、自分の条件と照らし合わせた上で費用を確認することをおすすめします。
講習会の受講か養成講座の終了が必須となっているため、一見、受験へのハードルが高いように思えますが、しっかりと知識やスキルを深めた上で資格試験に臨むことになりますので、試験内容自体のハードルはぐっと低くなります。
健康運動指導士の資格を所持していることで、高齢者などのハイリスク者に向けた指導も可能となりますので、資格取得後の活動の幅を考えると得られる知識やスキルの割に受験しやすい資格であると言えます。
会場 | 養成講習会は東京、大阪、福岡、eラーニングで受講することが可能。2019年度の試験会場は北海道・東京・大阪・福岡となっています。毎年チェックしておきましょう |
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試験頻度 | 養成講習会は地域ごとに年1〜2回程度、試験は全国共通日程で年に1度開催 |
事前講習の有無 | 養成講習会有。以外の事前講習は無 |
健康運動指導士の有効期限は5年間となっています。更新の際には登録更新申請書の提出と、所定の講習会への参加が必要です。
登録更新申請費用:22,000円(税抜)
5年ごとに22,000円かかります。その際に必要な講習会は、各都道府県ごとの指定の会場・日時で行なわれますので、ウェブ上で確認しておきましょう。
国際ボディメンテナンス協会(IBMA)はヨガインストラクターや、タイ式マッサージセラピストなど、ボディメンテナンスに関するさまざまな認定資格を管理している組織です。その中にパーソナルトレーナーの資格取得コースがあり、「ベーシック」「アドバンス」「マスター」という3つのランクがあります。マスター認定を受けると、IBMAの認定教室を開くことが許可されます。
姿勢・骨盤の改善や、ボディメイキングに役立つトレーニング方法、呼吸法など、パーソナルトレーナーに役立つさまざまなスキルを持ち、体の状態や特徴に合わせた適切な指導ができるトレーナーを認定する資格です。
IBMA認定パーソナルトレーナー資格の試験を受けるには、IBMAの「パーソナルストレッチトレーナー」のアドバンス資格を取得している必要があります。このパーソナルストレッチトレーナー資格については受験資格がなく、事前講習を受けることで、最短15時間で取得可能です。
受験料(テキスト代込):99,000円(税抜)
上記は「ベーシック」の受験料で、グレードの高い試験ほど料金が高くなり、「アドバンス」は108,000円(税抜)「マスター」は120,000円(税抜)となります。
IBMA認定パーソナルトレーナーの試験は、各地にある認定校で受験できます。試験日程は各認定校によって異なりますが、常に申込受付しているので、すぐに受験できる場合もあります。
試験ではまず、決められたカリキュラムの事前講習を受講し、その内容に沿った試験を受けるので、内容が頭に入りやすく、受験しやすいといえるでしょう。事前講習の時間も短く、最短15時間での資格取得が可能です。
会場 | 各認定校 |
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試験頻度 | 常時 |
事前講習の有無 | 有 |
IBMA認定パーソナルトレーナー資格を更新するために試験などは必要ありません。年会費を支払うだけで更新できます。
年会費:5,000円
上記は個人の年会費で、マスター資格と法人会員の場合は5万円です。
国家資格である「柔道整復師」は、整体院や整骨院の開業もできる資格です。様々な保険治療が扱えるので、スポーツのトレーナーはもちろん、医療系のスタッフとして働いたり、独立開業もできるなど、幅広く活躍することができる柔道整復師について紹介します。
「ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会」の認定トレーナーは、同協会の正会員に与えられた認定です。正会員になるには、決められた医療系スポーツ系の資格や学歴が必要であったり細かい決まりがあります。JATAC-ATC についても詳しく説明します。
認定アスレチック・トレーナー(JATAC-ATC)の詳しい内容と
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鍼灸師とは一般的な呼び方ですが、実は「鍼灸師」という資格はありません。鍼灸師になるために、どんな資格が必要なのか。その資格の取得方法や、美容や医療などの鍼灸師の活躍の場も合わせて、幅広く紹介します。
パーソナルトレーナーとして、すぐに取り入れられるスキルアップを目指すなら「CFSC」がオススメ。ファンクショナルトレーニングや、教えるためのメソッド、システム化を習得します。顧客獲得につながる「CFSC」をわかりやすく紹介します。
パーソナルトレーナーとして働くことを希望している場合にも、ぜひ取得しておきたい資格のひとつです。マッサージと聞くとエステサロンでも行われているマッサージをイメージしてしまいそうですが、あん摩マッサージは美容やリラクゼーションが目的ではなく、疾病の状態を改善するのが目的です。そのため、あん摩マッサージのスキルがあれば、パーソナルトレーナーとしても、ケガや痛みを抱えているお客さんあるいはアスリートに対して、より質の高い指導を行えるようになります。
スポーツなどで負ってしまったケガについて、ケガの原因を根本的に分析し、治癒へ向かうようにアドバイスしたり指導したりするために必要な資格です。取得するには、専門学校や大学で学び、さらに試験に合格する必要があります。
理学療法では、2種類のアプローチがあります。運動療法と物理療法です。いずれの療法に関しても、理学療法士は法律によって他人に施す権限が与えられています。パーソナルトレーナーとして活躍の幅を広げてくれるこの国家資格について紹介します。
健康に対する意識の高まりとともに、多くのニーズがあるのが、コアコンディショニングのスキルです。コア、つまり身体でいうところの「体幹」の機能を学び、人々の身体のクセやゆがみをニュートラルな状態へと戻すためのサポートができるようになります。コアコンディショニングの資格はレベル別に3種類あり、基礎的なものから順に取得していき、最終的には最も難易度の高い「マスタートレーナー」を目指します。
プロのアスリートから、スポーツを生活に取り入れている一般の人々までを対象に、栄養学の観点をふまえたアドバイスや指導ができるようにするための資格です。この資格の難易度は高いといえます。まず、試験を受験するための第一の条件として、管理栄養士であることが求められていることからもわかります。パーソナルトレーナーとしての価値を高めるために、大きなアドバンテージを与えてくれる資格です。
NESTAの資格の中でも、特定のターゲットやニーズに特化した「スペシャリスト資格」の一つです。シニア世代の体力低下を防いだり、運動器障害を防止したりするためのメニュー作りを学びます。
18歳以上ならだれでも受験可能で、学歴や実務経験などは問われません。2日間の講習会で学んだ内容を筆記試験で回答するシンプルな形式で、NESTAの資格の中ではハードルが低い方だといえます。
内閣府所管の「公益財団法人体力つくり指導協会」による資格です。高齢者の健康づくり・健康管理の方法を指導するためのスキルを学べます。受験資格は、体育系の学歴や、運動関係の実務経験があることなどが条件。既に現場で働いている人が、高齢者に特化したスキルを高めるための資格として利用されます。
公益財団法人日本スポーツ協会が認定する民間資格で、アスリートやプロスポーツ選手のケガ防止や栄養管理などを担います。スポーツトレーナーの国家資格がない日本国内におけるメジャー資格の一つで、一定の信頼を得やすいのが特徴。取得方法は大学・専門学校の卒業か講習会への参加の二つで、どちらもハードルは高めです。一般向けのパーソナルトレーナーからレベルアップし、プロスポーツ分野への進出を考えている方に向いている資格だといえるでしょう。
日本体育協会公認アスレティックトレーナーの詳しい内容と
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公益法人日本スポーツクラブ協会が認定する資格です。高齢者の運動をサポートし、食生活改善やケガの応急処置といったスキルも習得します。受講資格は18歳以上と比較的ハードルが低く、講習とレポートで取得できるのが特徴です。介護やリハビリの現場で活かせるほか、一般スポーツジムの高齢者向けプログラムなどでも活躍できます。高齢化に伴い需要が増加する資格で、社会貢献したい方におすすめ。コミュニケーションが好きな方も向いているといえるでしょう。
女性の心と体に関する知識を習得し、「美」の実現をサポートする資格です。エクサイサイズやビューティープログラム、姿勢評価、レッスンプランについても学び、美しくなりたいと願う女性の夢を叶えるための実践的なアドバイスを行います。取得後は美容・ダイエット業界、フィットネスクラブなどでの活躍が可能です。
ダイエット & ビューティー スペシャリストの詳しい内容と
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食事、運動、メンタルに関する正しい知識を有し、体重管理のスペシャリストであることを証明するNESTA認定の資格です。健康を害さず適切な方法でダイエットやメタボ解消を実現する方法を提案できるようになります。ダイエット業界、医療関係、美容業界などに活躍の場があります。
ウェイト マネジメント スペシャリストの詳しい内容と
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メンタルフィットネストレーナーは、クライアントの心をケアして元気に導く、メンタルケアのスペシャリストです。様々なストレスに満ち溢れる現代社会において、広い需要があります。取得後はパーソナルトレーナーやカウンセラー、医療関係、美容セラピストとして活躍できます。自身の精神を整える上でも役立つでしょう。
メンタルフィットネストレーナーの詳しい内容と
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健康で美しくなるにはどうしたらいいのか?それを栄養摂取の観点から専門的にアドバイスできるのがフィットネス ニュートリション スペシャリストです。栄養学の基礎知識から、体の仕組みと栄養の関係、食品、サプリメントの選び方、エルゴジェニックエイドまで、健康と美容に役立つ栄養の知識を広範囲にわたって習得します。
フィットネス ニュートリション スペシャリストの詳しい内容と
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フィットネスクラブのマネジメントに詳しくなれる、クラブ マネジメント スペシャリスト。資金調達からマーケティング、プロモーション、販促、人材管理、財務管理、ショップ経営まで幅広く運営ノウハウを学び、ジム運営のプロを目指します。パーソナルジムの経営者や独立開業を希望している方におすすめの資格です。
クラブ マネジメント スペシャリストの詳しい内容と
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更年期の悩みを抱える中年女性を効果的にサポートできることを証明する資格です。更年期の女性特有の身体の変化、心理状態、社会的変化、更年期症状、更年期障害、それらを改善に導く運動プログラムや戦術について学び、クライアントに適切なアドバイスを行います。医療関係のみならず、トレーナーやセラピストとしても活かせる資格です。
ウィメン 45 スペシャリストの詳しい内容と
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ありふれた国民病でありながら、多くの方が苦しみ悩んでいる腰痛。その腰痛に対して原因や仕組み、改善エクササイズ、予防法について専門的に学び、クライアントに応じたアドバイスやサポートを行うのがバックペインリリーフスペシャリストです。スポーツ業界、治療関係、リハビリ、介護関連など広く需要があります。
バックペインリリーフスペシャリストの詳しい内容と
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日本とは異なり、アメリカでパーソナルトレーナーとして活動するには、「NATA-ATC」という国家資格を取得する必要があります。
ATC(公認アスレチックトレーナー)という資格で、NATA(全米アスレチックトレーナーズ協会)の管理による国家資格です。
難易度が高く、取得するための条件として、指定されたアメリカの4年生大学や、大学院のアスレチックトレーナープログラムを卒業する必要があります。アメリカでパーソナルトレーナーとして活動する予定があるなら、この「NATA-ATC」を取得するために入念な計画を立てるべきでしょう。
では日本国内でパーソナルトレーナーをするとしても、アメリカの国家資格「NATA-ATC」があった方が有利なのでしょうか?
もちろん「必要」ではありませんが、「有利」に働くことは考えられます。これは海外の国家資格に限ったことではなく、日本の民間資格であっても、必須ではなくとも有利に働くことがあるという点は同じです。
日本のジムなどでトレーナーを募集する際の要項には、必須の資格について明記されていないことが多いので、資格がなくても活動するチャンスはあるでしょう。とはいえ面接に通りやすくなったり、多くの仕事をもらえたりなど、資格があることによるメリットは多いのです。
日本国内だけの活動なら海外の国家資格まで狙う必要はありませんが、パーソナルトレーナーとして効率的に活躍したいなら、少なくとも日本の民間資格の取得を目指すことをおすすめします。