アルバイトとしてスポーツジムで働くスタッフの求人に応募しようとしている人必見です。採用面接を受ける前に、ぜひ押さえておきたいポイントをまとめました。面接では、どうしても緊張してしまいがちなので、しっかりと準備・練習をしておくことが大切です。
また、面接官からの質問に対する回答内容だけでなく、履歴書に記入する文字の丁寧さやハキハキとした明るい雰囲気なども、重要なチェックポイントです。
スポーツジムのスタッフといえば、「親切でしたしみやすい」「エネルギッシュで明るい」などのイメージが強いのではないでしょうか。「何となく暗くて滑舌もわるく、声をききとりにくい」などとは対照的です。やはり、トレーニングやダイエットなどを扱う仕事に携わっているわけですから、アルバイトスタッフとして採用されるためには、元気な雰囲気を感じてもらえるキャラクターでいることが大切です。
また、雰囲気に加えて、さわやかな外観も同様に大切です。寝不足や不摂生などから、何となく顔色がすぐれないようなスタッフでは、働いた場合にお客さんから良い印象は持たれません。健康的な外見を保つためには、栄養に気を配った食生活や、充分な睡眠が必要不可欠です。さらに、服装や髪型についても、相手に好印象を持ってもらえるようにするには、清潔感が欠かせません。
スポーツジムでアルバイトの採用試験を受けるには、履歴書の提出を求められます。その履歴書は、採用に影響を与える可能性が高い書類です。というのも、スポーツジムによって差はありますが、バイトスタッフにも、受付業務や事務処理の一部を担当させる場合があります。正確さが要求される業務ですから、履歴書に記入漏れや年号表記のミスなどがあるような人は、その時点でマイナス評価をされてしまいかねません。
受付業務や事務処理などといった業務のみならず、生徒にトレーニング指導を行なう際なども、たとえばメニューやアドバイスなどを書いたものをわたす場合があるでしょう。ですから、履歴書に記入する字の書き方にも気をつかうことが大切です。
字をうまく書くのが苦手、という人でも「丁寧に読みやすく」書くよう努めましょう。履歴書にびっしり書かれた文字が、なぐり書きのような雑で読みにくい字であれば、業務のこなし方も雑な人であるかのような印象を与えてしまいます。
スポーツジムのスタッフとして働きたいと考えている人の中には、何かしらのスポーツをしている・経験がある方も多いでしょう。その中で知った知識や経験から、トレーナーの仕事を担当したいと考えてアルバイトの求人に応募するのが一般的でしょう。
けれども、実際には、スポーツジムではトレーニングばかりが仕事ではありません。事務業務や清掃などの仕事がたくさんあります。これらは、トレーナーとして働き続けることを考えているのであれば、経験しておくべき業務です。面接官に「この人なら事務業務も任せられそうだな」と思ってもらうためにも、丁寧な文字でかかれたミスのない履歴書はとても重要なのです。
「このあたりにはスポーツジムの施設が複数ありますが、その中からなぜここで働きたいと考えたのですか」。このような、「なぜこの会社を選んだのか」という趣旨の質問は、スポーツジムのアルバイトだけでなく、どんな会社の採用面接であっても問われる質問の内容です。
尋ねられた際に適切な回答が浮かばずに、口ごもってしまったりすることのないよう、具体的な回答内容を考えておきましょう。
きちんとした回答をするために必要なのが、競合のスポーツジムとの比較です。競合他社よりも優れているポイントを見つけておくのがおすすめです。「トレーニングメニューが豊富」「利用料金がリーズナブル」「完備されているマシンの種類が多い」など、様々なポイントを見つけられるはずです。その中で、自分がどこに特に魅力を感じているか、考えをまとめておきましょう。
志望動機をたずねられたときに「ほかのスポーツジムよりも、こちらのスポーツジムが家から一番近いからです。」などと答えるのは避けるべきです。仮に自分が面接官であると想像してみればわかりやすいのですが、「ぜひこの人をアルバイトとして雇いたい」という気持ちにはなりにくいはずです。どのようなやる気や意気込み、あるいは目標をもって、自分の会社に貢献してくれるかどうかを知りたいわけです。そのため、単に「家が近いから」という回答ではあまりプラスの評価を得られないでしょう。
そうはいっても、実際に「家が近いから通勤するのに便利」という理由が志望動機のひとつである場合も多いのではないでしょうか。そんな時は、「通勤しやすいから、人手不足になりやすい時間帯などもしっかりとお役に立てるのではないかと思います。」など、アクセスのよさをどのように利用できるかを伝えるとよいでしょう。相手に積極姿勢をアピールすることが大切なのです。