今回は、スポーツインストラクターの1日を分かりやすく紹介していきます。また、フィットネスクラブで働く場合と、フリーランスで働く場合に分けて紹介するので、働き方による違いも確認してみてください。
まず、スポーツインストラクターは、スポーツやフィットネスクラブに勤める場合とフリーで働く場合、どちらのケースでも不規則になる可能性があります。
スポーツジムやフィットネスクラブは24時間営業のケースも多く、お客様の予約状況やシフトに合わせてスケジュールを考えなければいけません。
ここからは、スポーツジムやフィットネスクラブに勤める、スポーツインストラクターの1日を紹介していきます。
スポーツジムやフィットネスクラブは、施設規模や対象年齢などによって営業時間も変わります。一般的には7時~9時開始の場合も多いので、5時~6時に起床および支度しておきます。目安としては、1時間前に店舗へ着けるよう、起床および出勤するといいでしょう。
ただし、24時間営業の場合は夜勤もあるため、勤務先の勤務時間に合わせて起床時間や出勤時間を調整するのも大切です。
そして出勤後はレッスンの準備を行い、受付業務やレッスンなど担当します。レッスンの回数は状況に応じて変わりますが、通常2~3セット行います。
スポーツジムやフィットネスクラブに勤めるスポーツインストラクターは、11時もしくは12時頃に昼休憩をとります。昼休憩は、一般企業と同じく1時間ほど設けられているので、比較的落ち着いて昼食をとることができます。
昼休憩後13時~15時頃は、イベントや自社キャンペーンの打ち合わせ、広報活動や事務作業などを行います。
社会人が利用するスポーツジムやフィットネスクラブは、仕事終わりに来店するため13時~15時頃に会議や事務作業、広報活動などを済ませるようです。
16時~19時は、仕事終わりに来店されるお客様のレッスンを担当します。営業終了後は、1日の利用データチェックやデータ整理作業を進めます。そして各作業完了後は、自分自身のトレーニングも行い退勤する流れです。
フリーで働くスポーツインストラクターの場合は、学校やスポーツジムなど多岐にわたります。そのため、今回はジムと学校で指導を行うケースを紹介していきます。
起床時間は、社員として働くスポーツインストラクターと同じく、朝5時や6時の傾向です。そのため、起床時間や朝の支度に関して大きな違いはありません。
9時~10時までにフィットネスクラブやスポーツクラブへ向かい、エアロビクスなどのレッスンを行います。一般的に1セットの時間は1時間で、2セット担当したのち別の現場に移動します。
午前中のレッスンは、主婦層なども多くダイエットを意識したメニューを計画することもあるようです。
12時~13時頃は、昼休憩および移動時間です。昼休憩後は、2軒目のスポーツジムやフィットネスクラブ、もしくは学校の運動部で指導を行います。なお、フリーランスのインストラクターは、昼休憩を挟んで現場を変えるパターンも多いようです。
そして、仕事終わりの会社員などが集中する夕方、夜に担当する場合は、14時~16時頃に広報活動や自分自身のトレーニングをこなしていきます。
フリーランスのインストラクターは、1日の稼働時間にバラつきもあります。16時頃に帰宅し、20時頃にパーソナルトレーニングを行う方もいれば、22時頃までレッスンを行い23時帰宅のケースもあるようです。
正社員と異なり働き方は、比較的自由なため自分の体調や生活環境に合わせて、1日の稼働時間も調整してみましょう。
スポーツインストラクターの1日は、社員としてスポーツジムなどに勤める方とフリーランスで大きな違いもあります。たとえば、現場の移動はフリーランスならではでしょう。また、退勤時間は、フリーランスの方がバラつきの大きい傾向です。
どちらにしても、1日のスケジュールを事前に把握しておくのは、働き方に関わらず大切です。
今回の記事を参考にしながらスポーツインストラクターの1日を確認し、働いてみたいかじっくり検討してみてはいかがでしょうか。