最短距離で
パーソナルトレーナーになるために
パーソナルトレーナーを目指すために資格取得は有効な手段ですが、即戦力として働くためには養成スクールや学校などで実践的な知識や技術を習得しておくことが必要です。注意したいのはパーソナルトレーナー関連のスクールは様々な形態があり、選び方を間違えると失敗する可能性があることです。そこでどういった種類があるのか、その中でも特におすすめスクールを厳選して紹介しています。
目的に合った養成スクール・学校を探そう
これからパーソナルトレーナーになるため養成スクールや学校に通う場合、その選び方は、目的や現在自分が置かれている状況によって変わってきます。高校を卒業したばかりの人と、転職希望の社会人では環境も異なります。 パーソナルトレーナー養成スクール・学校は主に3種類あります。それぞれの特色をよく理解し、自分の目標とするパーソナルトレーナーになれるかどうか判断してください。
パーソナルトレーナー養成
特化型スクール
米国のエクササイズ関連協会が認定するNSCA-CPTやNESTA-PFTを始め、業界に広く認められる各種パーソナルトレーナー資格の取得が可能な、パーソナルトレーナー養成に特化したスクールです。6ヶ月程度の短期間で資格が取得でき、就職・転職から独立・開業までをサポートしてくれます。
パーソナルジムが
運営するスクール
パーソナルジムを運営している会社や団体が、即戦力として働けるパーソナルトレーナーを養成する目的で開設しているスクールです。業界で知られるパーソナルトレーナー資格の取得は特に目指しませんが、スクールを卒業すると独自の認定証を発行しており、そのまま就職することができます。
専門学校
1~2年の時間をかけて、専門課程でパーソナルトレーナーの基礎から実践まで学び、パーソナルトレーナー資格の取得と、スポーツ関連業界への就職を目指します。毎日通学することが前提ですが、トレーニング設備や実習環境も整っているので、じっくり時間をかけて知識と技術を習得したい場合に向いています。
なりたいパーソナルトレーナーになるために
パーソナルトレーナー養成スクール・学校は、種類によってそれぞれ特色があり、どこを選ぶかは目標によって変わります。資格取得を目指さずにお気に入りのジムで働くならパーソナルジム運営スクールでよいですし、時間に余裕がある人なら、じっくり学べる専門学校でしょう。短期間で、業界に広く通用する即戦力を目指す場合は、パーソナルトレーナー養成に特化したスクールがおすすめです。
パーソナルトレーナーの養成スクール・学校は全国に数多くありますが、どこも同じように見えて比較が難しいと感じるかもしれません。そこで当サイトでは独自調査により評判の良いところを厳選。ポイントとなる目指せる資格と受講期間を一覧表にまとめました。
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スクール名 | 目指せる資格 | 受講期間 |
---|---|---|
Drトレーニング |
|
6ヶ月 |
JOTスポーツトレーナー学院 |
|
1年 |
l'aire(レエール) |
|
6ヶ月 |
REFORT |
|
6ヶ月 |
アップルスポーツカレッジ |
|
2年 |
エクスリムアカデミー |
|
6ヶ月 |
大原学園 |
|
2年 |
総合学園ヒューマンアカデミー スポーツカレッジ |
|
2年 |
東京YMCA社会体育・保健専門学校 |
|
2年 |
東京スポーツ・レクリエーション専門学校 |
|
2年 |
東京リゾート&スポーツ専門学校 |
|
2年 |
北海道スポーツ専門学校 |
|
2年 |
メディカルグローアップアカデミー(MGA) |
|
7ヶ月 |
リフレッシュ・リラクゼーションスクール |
|
6ヶ月~1年 |
(※)NESTA-PFT…全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定パーソナルフィットネストレーナー
(※)NSCA-CPT…全米日本ストレングス&コンディショニング協会認定パーソナルトレーナー
いずれもフィットネスの本場・アメリカの資格認定団体が発行しており、日本をはじめ、国際的に認められている。業界屈指の信頼性と認知度を誇り、パーソナルトレーナーとしての採用条件に、この資格保持が必須条件となるクラブも多い。
各スクールの詳細
引用元HP:Drトレーニング公式
https://www.trainer.agency/lp/drtraining/
パーソナルトレーナー協会から受賞された
知識を習得可能
アメリカ国家資格のATCやCSCSのノウハウをベースに知識を身につけることができるパーソナルトレーナー養成スクールです。アメリカのジムと提携しMLB選手に使われていたエクササイズやメニュー作成法の実践など現場主義を貫いています。
引用元HP:JOTスポーツトレーナー学院公式
http://jotst.com/course/course1.html
専門学校ながら社会人の
リスタートも対象に
社会人のリスタートも対象に短期間でスポーツトレーナーを養成するために設立された専門学校です。スポーツ機関・医療機関との提携・協力関係を活かし、フィジカル分野とメディカル分野の両面の技術が習得可能です。
引用元HP:l'aire公式
http://l-aire.net/menu/trainer/
多面的アプローチで
ワンランク上を目指せる
一般人からスポーツ選手まで多面的にアドバイスできるプロのトレーナーを養成するスクールです。スポーツ整体、メンタルトレーナー、心理カウンセリングなどのプログラム受講でワンランク上のトレーナーを目指せます。
引用元HP:REFORTページ
https://www.trainer.agency/lp/refort/
実技と座学が徹底し
整体資格も取得が可能
東京・三軒茶屋にあるパーソナルトレーニングジムRetraが運営する養成スクールです。NSCA-CPAだけではなく整体資格が取得できる指導も行っており、週1回の通学でも実技と座学が徹底されているので効率よく学べます。
引用元HP:アップルスポーツカレッジ公式
http://www.applesports.jp/course/athletic.html
現場での実習量が多く
即戦力のある人材育成
新潟でスポーツトレーナー、インストラクター、保育士、アスリートを育成するスポーツの総合専門学校です。新潟アルビレックスと関係が深く現場での実習量は最高600時間。即戦力のある人材を育てる環境が整っています。
引用元HP:エクスリムアカデミー公式
http://www.xslim-academy.com/
理論だけでなく直接セッションで
実践力を磨く
全国19店舗のジムを運営する株式会社エクスリムが各店舗で働くパーソナルトレーナー養成のためのスクールです。理論を学ぶだけでなく、ジムでお客様に直接セッションできるので実践力が身につくのがメリットです。
引用元HP:大原学園公式
http://www.o-hara.ac.jp/senmon/sports/athlete/
ビジネススキルも習得し
柔軟性と対応力養成
全国に79校展開する総合専門学校でビジネスからゲームクリエイターまで幅広いコースを用意。スポーツ・トレーナー系コースもビジネスに不可欠なスキルの習得がカリキュラムに組まれ、柔軟性と対応力が養われます。
引用元HP:ヒューマンアカデミー公式
http://ha.athuman.com/sports/course/trainer.php
現役プロ講師の指導で
実践的なカリキュラム
産官学協同で最先端教育を実施するカンパニースクールです。少人数クラス制を採用し各業界で活躍中の現役プロ講師が指導。各業界が求める実践的なカリキュラムが組まれ、質の高い授業と横断的教育も実施しています。
引用元HP:東京YMCA公式
https://sports.ymsch.jp/physical/trainer.html
人々の健康や生きがいづくり
のための現場主義
東京YMCAが1980年に設立したスポーツ系専門学校です。スポーツを通じて人々の健康や生きがいづくりの手助けをすることをモットーにしたカリキュラムを組み授業も実習も現場主義が徹底されています。
引用元HP:東京スポーツ・レクリエーション専門学校公式
https://www.tsr.ac.jp/course/st/personal.php
健康をコーディネートする
専門家の養成に注力
開校以来、一貫してスポーツとレクリエーションを通じて健康をコーディネートする専門家の養成に取り組んでいる専門学校です。外部のフィットネスクラブにもない充実した設備が整い放課後に部活で利用も可能です。
引用元HP:東京リゾート&スポーツ専門学校公式
http://www.sanko.ac.jp/tokyo-sports/course/trainer/personal.html
現場での実習を強みとし
社会人基礎力を重視
リゾート&スポーツ校として平成10年に設立された三幸学園系列の専門学校です。一流チームや大手企業と提携しているため現場で実習できるのが強みで、知識や技能を学ぶだけでなく「社会人基礎力」を重視しています。
引用元HP:北海道スポーツ専門学校公式
http://www.yoshida-sports.jp/personaltrainer/
幅広い年齢層に対応できる
プロ・指導者を育成
スポーツ業界のプロフェッショナル・指導者を育成する目的で設立された専門学校です。幅広い年齢層に指導できるよう資格取得はもちろん、安全な運動プログラムの提供や的確にアドバイスできる知識と技術を習得します。
引用元HP:メディカルグローアップアカデミー公式
https://mgac.jp/course/course_intro.html
トレーニング技術だけでなく
PNF技術も習得
トレーナー輩出数1,000人以上を誇るストレッチ・プロトレーナースクールです。トレーニング技術だけでなくストレッチ技術や柔軟性+運動効果が得られるPNF技術も習得できるので即戦力のあるトレーナーを目指せます。
引用元HP:リフレッシュ・リラクゼーションスクール公式
http://www.asutore.com/course/personal.html
FTPピラティスや整体の資格も
取得が可能
世界に通用するパーソナルトレーナーや整体・ボディケアのプロになるための技術習得を目的としたスクールです。パーソナルトレーナーの資格・NSCA-CPTは98%の合格率(※)で、FTPピラティスや整体の資格も取得可能です。
(※公式サイトに記載ありhttp://www.asutore.com/intr
oduction/feature.html)
引用元HP:リフレッシュ・リラクゼーションスクール公式
http://www.asutore.com/course/personal.html
FTPピラティスや整体の資格も
取得が可能
世界に通用するパーソナルトレーナーや整体・ボディケアのプロになるための技術習得を目的としたスクールです。パーソナルトレーナーの資格・NSCA-CPTは98%の合格率(※)で、FTPピラティスや整体の資格も取得可能です。(※公式サイトに記載ありhttp://www.asutore.com/
introduction/feature.html )
その他 パーソナルトレーナーを目指せるスクール・専門学校一覧
4年間を通して、鍼灸師や柔道整復師になるためのスキルを効率よく学べる専門学校です。医療系国家資格とNSCA認定資格の両方を学べるため、世界で活躍できるトレーナーへと成長できます。
プロのスポーツチームと協力した実習が豊富な日本工学院。こちらでは、パーソナルトレーナーになるためのカリキュラムや就職サポートについて紹介しています。
プロステージは2019年に開校した、女性限定のパーソナルトレーナー養成スクールです。基礎的な知識、技能から実践的なノウハウまで幅広く習得することができ、カリキュラムが充実していて、NESTA:PFTなどの資格取得を目指すこともできます。
「最短3ヶ月で独立開業を目指せる効率的カリキュラム」 未経験者でも最短3ヶ月からプロのパーソナルトレーナーとして独立開業を目指せるコースや、最短2ヶ月で認定パーソナルトレーナーの資格を取得できるコースなど、効率的なカリキュラムが用意されています。また業界最安値の費用を目指している点も特徴です。
東京と千葉にスクールを展開しているd-hearts。少人数制を導入しているため、受講生一人ひとりに徹底した指導を行っています。d-heartsの指導は、現在プロフェッショナルとして活躍しているパーソナルトレーナー達からも支持されており、充実した内容になっていることがうかがえます。
静岡にあるスクールです。さまざまな資格をもった豪華な講師陣が、授業を担当しています。トレーナーとしてしっかりとした知識や指導スキルを習得するだけでなく、お客さんをひきつけるために必要な「コミュニケーションスキル」を学べるのも大きな魅力です。
名古屋にあるスクールです。パーソナルトレーナーになることを目指している人がゼロから学べる「レベルⅠ」のコースと、トレーナーとしてさらに根拠に基づいた指導をしていきたい人におすすめの「レベルⅡ」のコースが設けられています。
沖縄にあるスクールです。パーソナルトレーナーに求められる知識や指導力に加え、営業面のスキルも磨くことができます。やや難度の高い専門書を使用して授業を行っています。医学的根拠をベースとした指導ができるトレーナーを養成しています。
福岡にあるスクールです。アメリカの資格「NESTA」と、独自に設けている認定資格を取得することができます。WorkUpでセッションを体験し、現場感覚を身に付けられるのも魅力です。お客さんのさまざまなニーズに対応できるパーソナルトレーナーを養成しています。
ASPは、基本的なトレーニング指導から食事、プロトレーナーとしての実技指導など内容が充実した養成スクール。充実米国資格保持者の優秀なトレーナーによる指導で資格取得を目指します。直営店にて最大90時間の実技と実習を積み、即戦力の向上につなげられる点にも注目です。指導は完全マンツーマン形式でじっくり学べます。
FIT塾は、業界では珍しい医療と実技トレーニングの組み合わせによる独自のメソッドで次世代トレーナーを育成する養成スクール。一般的な座学や実技トレーニングのほかに、医療的な知識も合わせてのカリキュラムが特徴。500人以上の達成者を出したトレーナーが生み出したメソッドと経験、実績をもとに、心身ともに健康になれるトレーニング方法を伝授します。
コンテスト入賞を目指しながら資格取得やプロトレーナーとしての勉強ができる、Vekst(ベクスト)スクール。コンテスト入賞も実績として活かせるほか、高い資格取得率を誇るカリキュラムで就職に役立つ資格保持の道も用意されています。指導にあたるのは、全国最優秀トレーナー賞やベストボディーグランプリ受賞者などの優秀なトレーナーばかりで、高い技術が身に付くはずです。
最短2ヶ月で資格取得やプロトレーナーとして一人前になれる、カロリートレードジャパン。1年に300名以上とセッションを持つ実力講師が指導。毎月5名までの受講人数制限を設けて、質が高い完全マンツーマン指導を徹底しています。また、全国13店舗を展開する人気パーソナルトレーニングジムのマーケティング方法や現場のノウハウを習得できます。
米国のエクササイズ関連協会が認定するNSCA-CPTやNESTA-PFTをはじめ、業界に広く認められている各種パーソナルトレーナー資格の取得を目指せるスクールです。
パーソナルトレーナー養成に特化したスクールとして専用のカリキュラムを組んでおり、効率よく知識や技術を取得できるところが特徴。
早ければ6ヶ月程度の短期間でパーソナルトレーナーの資格を取得することができるため、すぐにでもパーソナルトレーナーとして就職・活躍したいと考えている方におすすめです。
また、スクール卒業生には就職・転職のサポートはもちろん、独立や開業も支援してもらえるので、起業を目指している方にも適しています。
通学コースは平日の夜や土日にも開講しており、社会人でも通いやすいところが大きなメリットとなっています。授業料も専門学校に比べるとリーズナブルなので、経済的な負担がネックで通学を迷っている方からも人気を集めています。
パーソナルトレーナー養成スクールのほとんどは、週に1回ペースで通学する仕組みになっています。 そのため、他の方法に比べて学習時間が少なく、得られる知識や実技に限度があるのが難点です。
プロのトレーナーとして活躍したいのであれば、パーソナルトレーナー養成スクールに通いつつ、自宅で独学するなどの努力が必要となります。
また、他の学校なら「大学卒」または「専門学校卒」といった肩書きを得ることができますが、パーソナルトレーナー養成スクールは教育機関ではないので、学卒の資格を得ることはできません。学卒の資格を取得したいのであれば、専門学校などに通った方がよいでしょう。
パーソナルジムを運営している会社や団体が、即戦力として働けるパーソナルトレーナーを養成するために開設しているスクールです。
実際にパーソナルジムを運営している会社・団体が独自の実績や経験、ノウハウをもとに、トレーナーに必要な知識・技術・スキルなどを伝授してくれるので、即戦力としてすぐに現場で活躍できるようになります。
また、カリキュラムの中に自社が運営するパーソナルジムでの直接セッションを取り入れているところも多いのが特徴。実際に店舗でお客様と接することができるので、現場の雰囲気をつかみやすくなるのはもちろん、接客スキルなど実践力が身につきます。
卒業生の多くはスクールの運営元にそのまま就職するため、求人先に困らないのは大きな利点と言えます。
特定のパーソナルジムを運営する会社のスクールなので、卒業後の進路が自ずと限定されてしまいがちです。もちろんスクールの中には運営元以外のジムへの就職や、独立開業をサポートしてくれるところもありますが、基本的には自社のジムで働くトレーナーを養成することを目的としていますので、他のジムや独立開業を目指す方にはあまり適さないと言えるでしょう。
また、卒業後はスクール独自の認定証を発行してもらえますが、フィットネスジム業界で名の知れたパーソナルトレーナー資格の取得は目指していません。さらにスクールの学習時間についても、パーソナルトレーナー養成特化型スクール同様、週1ペースで通うケースが大半を占めています。そのため、スクールの勉強とは別に自学習をする習慣をつける必要があります。
1~2年の期間をかけて、パーソナルトレーナーの基礎から実践までを学ぶスクールです。パーソナルトレーナー資格の取得と、スポーツ関連業界への就職を目指すことを目的としています。
専門学校では、パーソナルトレーナーになるために必要なトレーニング技術や知識を専門課程として学習します。期間も1~2年と他のスクールに比べて長く、しかも毎日通学するのが前提のため、卒業までに習得できる知識や技術の質・量はピカイチ。
専門学校できっちりカリキュラムをこなしていれば、自宅でみっちり学習しなくても十分パーソナルトレーナーの資格取得を目指すことができます。
目標とする資格の種類も多種多様で、スポーツ関連業界で有名な「NSCA-CPT」や「NESTA-PFT」、「JATI-ATI」のほか、「健康運動実践指導者」や「スポーツリーダー」、さらには「整体師」などの資格を目指せる学校もあります。
また、教育機関の一種でもあるので、卒業と同時に「専門学校卒」という学歴も習得可能。学歴が必要な職業に就くこともできるので、就職先の選択肢が広がります。
専門学校は毎日通学してじっくり知識と技術を学べるところがメリットですが、その反面、時間の融通が利きにくいというデメリットがあります。
特に社会人として働きながら通学するのは難しく、残業などが多い方は夜間まで開講しているスクールを選ばなければいけないでしょう。
また、毎日通学&1~2年という性質上、他のスクールに比べて費用は高めです。もちろん分割払いも可能ですが、トータルでかかる費用は大きいということを念頭に置いておきましょう。
大学では、4年制のタイプのものです。パーソナルトレーナーと無縁の存在に感じますが、メリットとデメリットが存在します。
大学のメリットのひとつは、幅広いカリキュラムがあることです。パーソナルトレーナーに必要となる、生理学や解剖学の知識の習得もできます。例えば、大学で勉強している間に、パーソナルジムやトレーニングジムでアルバイトをして、実際の経験を積んでおくこともできるでしょう。知識だけでなく、実地訓練があれば、パーソナルトレーナーとしてのスキルも身に着きます。
さらに、「NCSCA-CSCS」という資格の場合には、4年制の大学を卒業していることが受験資格の条件。この「NCSCA-CSCS」は、アスリートやスポーツチームのトレーニングをサポートするのに、必要な知識や技能が認定される専門性の高い資格です。パーソナルトレーナーとしてのスキルや活動の幅を広げるために、役立つ資格ですので受験資格を得られるのは今後の道を広げるためにも大きなメリットとなります。このように取得したい資格によっては、大学卒が必須となるので、資格取得を目標としたときに大学という選択肢はメリットでしょう。
大学に進学するデメリットとして、時間がかかることです。例えば、社会人として働いている方が大学に進学し、資格を取得するのは現実的ではありません。夜間の授業がある学校もあるかもしれませんが、大学のために時間を取るのは難しいことです。
また、パーソナルトレーナーとして活躍できる、トレーニングに特化した学部は多くはありません。卒業後にパーソナルトレーナーとして活躍するには、関係のある学部を探す必要があるので、さらにハードルは上がります。これらのことを考えると、大学が選択肢になるのは限られた人となるでしょう。選択肢に入る人がそもそも少ないことも、大学のデメリットです。