独立開業したCさん

ここでは自らの経験を生かし独立開業してパーソナルトレーナーとして活動しているCさんの体験例を紹介しています。

格闘選手だった私がボクササイズジムでトレーナーに

私は現在、都内の高級住宅街に会社を設立し、パーソナルトレーニングを行っている他に、多くの人が健康を維持できるようになるため全国各地での企業様向けのセミナーなどの講師の仕事も行っています。

パーソナルトレーナーになるきっかけは20代の頃に格闘選手として活動していたことにあります。縁があってたまたま人からの紹介で、ボクササイズジムでトレーナーとしてデビューしたのが始まりです。

当時はまだパーソナルトレーニングというものは日本では普及しておらず、スポーツトレーナーとして仕事を続けていく中で、時代のニーズに合わせて自分でセミナーや実技講習で勉強をしなければなりませんでした。

その頃は、トレーナー向けのしっかりとしたスクールはありませんでしたから、トレーナーという職業を目指すのは体育大学を出た一握りの人という感じでした。昨今のフィットネスブームが影響してか、トレーナーの学習環境が整っている今は心から羨ましいと思っています。

パーソナルトレーナーの社会的評価を高めていきたい

現在はトレーナー向けのスクールにも様々な種類があって昔と違って内容も充実しています。中にはよく理解できないようなカリキュラムを組んでいるところもありますが、いずれにしても私がトレーナーを目指していた時代とは全く違います。

これからこの業界はどんどんレベルアップしていくのだろうなと感じています。会社の規模拡大もそうですが、フィットネス業界はよい意味で淘汰されていくべきだと思います。

そして学問的背景がしっかりできているハイレベルのパーソナルトレーナーさんが増えることによって業界の社会的地位がより高まっていくことに期待しています。もちろん自らも努力しなければなりません。

クライアント様の人生を幸せにすることができるパーソナルトレーナーという職業が、もっと社会的に評価されるように、私自身がクライアント様の人生を幸せにすることができる1人のトレーナーとして尽力しなければならないと考えています。

独立開業したCさんの体験談・まとめ

Cさんは、20代の頃に格闘技選手として活動していました。その時にトレーナーとしての仕事を紹介され、ボクササイズのトレーナーとして活動を始めていきます。しかし、Cさんがトレーナーを始めた時には、パーソナルトレーナー養成スクールなどは少なく、独学で勉強したりセミナーなどへ参加したりしなければ学べませんでした。

それでもトレーナーとしての経験、独学で知識を学んだことで、パーソナルトレーナーや健康維持に関する企業向けのセミナーなどといった仕事を展開できたようです。

パーソナルトレーナーになるには、単に学ぶだけではなく熱意とトレーナーとしての自覚、向上心も重要といえるでしょう。

そして、Cさんの経験を見てみると、徐々にパーソナルトレーナー養成スクールが増えている一方で、適切とはいえないカリキュラムを組んでいるスクールも出てきていると考えられます。

パーソナルトレーナーになりたい方は、スクール選びを慎重に比較検討するのも大切です。また、将来仕事を始める際は、クライアント様の幸せを考えられるよう責任感を持つのも必要でしょう。