パーソナルトレーナーとして、トレーニングを指導する方法を学ぶCFSC。ファンクショナル・ストレングス・トレーニングのマイク・ボイル氏による一般人のトレーニングに特化したメソッドです。
「CFSC」とは、ファンクショナルトレーニングの第一人者であるマイク・ボイル氏による、新しい「ファンクショナル・ストレングス・トレーニング」の認定コースです。レベル1のみが日本で受講が可能です。
マイク・ボイル氏が経営するジム「MBSC」での哲学・考え方を学び、パーソナルトレーナーとして実際に現場で使えるスキルを身につけます。
その内容は、ベーシックなファンクショナルストレングストレーニングが盛り込まれており、一般トレーニングを希望するクライアントに対して「いつ、どのように声をかけるべきか」「どのようにわかりやすく指導するか」というコーチングを重点的に学べます。
レベル1は、一般のクライアントを始動するやり方を学びます。それに対し、レベル2は、アスリートを始動する方法を学びます。現在日本で実施されているのは「レベル1」のみです。「レベル2」は、レベル1を取得が受講条件で、アメリカでのみ実施されています。
CFSCレベル1を取得するにあたり、16歳以上であれば特に他に資格は必要ありません。
申込後、参加者のみが取得できるWEB上の「マニュアル」と「8つのビデオ教材」で事前学習を始めます。ビデオ教材は合計で約160分の教材で、音声は英語ですが字幕が表示されます。映像内のプレゼン資も日本語訳版が添付されていますので、英語でもしっかりと勉強することができます。
事前学習が終わったら、オンラインの筆記テストを受験しましょう。
オンラインテストは、制限時間80分、出題数は50問の4択問題です。内容は、「マニュアル」「ビデオ教材」「ビデオ教材内の資料」から出題されます。1度答えた問題には戻れないので、慎重に進める必要があります。
事前学習と筆記試験をクリアしたら、実技セミナーに参加します。1日8時間で完結のセミナーで、事前学習を基にした、コーチングの仕方などを実践的に学びます。正しいデモストレーションのための動作の練習、デモのやり方や、注意の仕方を学び、最後に実技テストを受けます。
申し込み・入金後に、WEB上で入手できます。
実際に受講する前は、「システム化」とは何か漠然としていましたが、実践でグループでのトレーニングに取り入れてみた時に、効果を発揮できると思いました。ファンクショナルトレーニングをシステム化することで、参加者のレベルに合わせたカスタマイズができると感じています。
ファンクショナルトレーニング以外でも、自分たちの持っているメソッドで応用しやすいシステムで、汎用性が高いのがCFSCだと思いました。
トレーナーはもちろん、鍼灸院や治療院、リハビリなどでグループエクササイズを取り入れれば、より効果的にエクササイズをすることができると実感しています。
○○資格取得が目指せる
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CFSCの認定は、特に資格がなくても誰でも挑戦できるものなので、それほど難易度は高くはないと思われます。筆記試験の項目さえクリアして、自宅で事前の学習をすることが最大のポイントです。じ
元々パーソナルトレーナーとして活躍している人であれば、運動が苦手な人・運動に不慣れな人への指導の仕方など、すぐに現場で使えるスキルが身につきます。それにより、「教え方がわかりやすい」「効果がある」」と顧客に実感してもらい、パーソナルトレーニングの継続に繋がるなどの効果が出やすいでしょう。今特に需要が高い、アスリートではない一般人の指導の場で、戦力UPにつながるのがCFSCの認定資格です。
近年高まっているパーソナルトレーニングの需要は、今後も日頃の健康維持のために続いていくことでしょう。運動に縁遠くなっていた一般人のやる気をどのように継続させるかが、トレーニング継続のキーポイントとなるはずです。
そんな時に重要なのが、指導の仕方。動きや理論がわかっていても、どう伝えるかでトレーニングの効果もまるで変わってきます。CFSCを取得することで、ファンクショナル・ストレングス・トレーニングはもちろん、その他の様々なメソッドへの応用が可能です。それにより、個々に合わせたパーソナルトレーニングの効果を今まで以上に高めることが「CFSC」を取得する目的であり、CFSC取得者の需要にも繋がっていきます。