資格取得のメリットってあるの?

ここでは、資格取得のメリットのひとつである損害賠償責任保険の重要性について解説しています。

パーソナルトレーナーが資格取得を目指す理由

知識や技術の証明だけが資格取得のメリットではない

パーソナルトレーナーが資格団体に加入したり、資格を習得したりする第一の理由は、もちろん知識や技術の証明です。そして第二の理由は、資格を保有していることが加入条件となっている損害賠償責任保険に入ることができるということです。

パーソナルトレーナーに損害賠償責任保険が必須である理由

パーソナルトレーナーを仕事にする場合、ジムに所属する、または独立してフリーのパーソナルトレーナーとして活動するという2通りの道があります。既存のジムに雇用される形でパーソナルトレーナーとして活動する場合、トラブルが起こった際はそのジムが加入している保険が適用されます。

しかし、独立して自らが経営者となりパーソナルトレーナーとして活動する場合は、自分で保険に加入しておかなければなりません。

損害賠償責任保険に加入しないとデメリットが大きい

ジムは体を動かす場所。ダンベルやバーベルなどの重量のある器具を使用することもあります。そのため、いくら気をつけていても、トレーニング中にケガをする可能性をゼロにすることはできません。損害賠償責任保険は、トレーニング中に発生したトラブルが原因で利用者が損害を被った場合に適用されます。

例えば、利用者がケガをした場合は治療費や入院費が、訴訟に発展した場合には裁判費用が填補されます(人に対する補償は最大1億円、物に対する補償は最大500万円)。損害賠償責任保険に未加入の場合は、これらの金銭的負担をパーソナルトレーナーがすべて負うことになるのです。

また、事故の内容によっては、多額の賠償金が発生する可能性も。パーソナルトレーナーが支払いきれない場合は、損害を被った利用者に迷惑がかかってしまうことにもなります。このように考えると、フリーで活動するパーソナルトレーナーは、損害賠償責任保険に加入しておくことがいかに重要であるかがわかるでしょう。

保険に加入するには

パーソナルトレーナーが保険に加入する場合は、資格団体の会員特典となっている損害賠償責任保険を利用するのが一般的です。関連資格を取得する場合には資格団体の会員登録が必要なので、会員特典として損害賠償責任保険の加入を挙げている資格団体を選ぶとよいでしょう。損害賠償責任保険の加入を会員特典としている国内の主な資格団体と年会費・保険料は次の通りです。

NESTA 保険料/なし、加入資格/会員であること(年会費12,000円)
NSCAジャパン 保険料/年間9,600円、加入資格/NSCAの資格を所有していること(年会費12,960円)
JATI 保険料/月額700円、加入資格/会員であること(年会費10,000円)
JHCA 保険料/年間3,800円、加入資格/会員であること(年会費10,500円)

上で挙げた以外にも保険加入が可能な資格団体があるので、どの団体の資格を取得するのか、月々の負担額はどれくらいなのかを確認して検討してみましょう。

資格取得にかかる費用はどのくらい?

資格習得を視野に入れてスクールを選ぼう

上述した資格習得のメリットは、あくまで万が一のアクシデントに備えるためのものです。まずは、事故を起こさない・ケガをさせないトレーナーを目指すこと。そのためには、トレーナー自身の指導スキルを上げなければなりません。

しかし、独学だけでは身につけられない知識やノウハウも数多く存在します。そこで、パーソナルトレーナーを目指す場合は、効率良く学べる養成スクールを利用するのがおすすめ。その際は、資格習得のサポートをしっかりしてくれるところを選びましょう。